【施工】コンクリート打設時に雨が降ってきた場合…
私も何度かこの状況にあったことがあります。
どのようにすれば良いのかその時の状況にもよりますが、問題と対策についてお話しします。
継続して打設をした場合の問題
- モルタルの成分が雨水で洗い流され材料が分離する。
- 雨水の侵入による性能の低下。
- 打上り面が雨に叩かれ表面仕上げが低下。
対策としては
- 至急、シートを掛けて養生する。
- 型枠ないの雨水を排水し、性能低下を防ぐ。
- 打重ね時にバイブレーターを十分に掛けて一体化を図る。
どうしても継続する場合の対策として
①スラブ天端の打止めと補修・仕上げ
そのまま続行する場合、スラブ筋のかぶり厚を10~15mm程度となるまで下げ打止め。後日、脆弱部分を除去して同強度以上のモルタルで打ち足す)
②打継ぎを設けて打込み範囲を縮小
できるだけ水平に打止めし、後日、脆弱部やレイタンスを高圧洗浄等で完全に除去して打込む。
今日も勉強になりました!!