【住宅】屋根の種類と特徴について
家を建てる場合、屋根も種類がありそれぞれ特徴があります。
今日は4種類の屋根材を紹介します。
◇金属屋根 ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とは亜鉛とアルミニウムで構成されている鋼板です。
現在の金属屋根おおそよ9割がガルバリウム鋼板が使用されています。
軽くて緩勾配でも施工ができる。
その中でも次世代のガルバリウム鋼板がSGLというものです!
マグネシウムを添加した素材で、耐食性は従来のガルバリウムに比べて3倍あります。
・耐用年数30年〜
・メンテナンス10年周期
・塗装の寿命10〜15年
メンテナンス内容
チョーキングがないか目視で確認
発生している場合は再塗装
雨掛かり部分は定期的に水で洗い流し、早期腐食を避けるようにする。
※特に、軒下などには汚れが溜まりやすいため注意。
掃除のポイント
中性洗剤を使用し、スポンジで優しく洗う
◇スレート屋根
薄くて軽いため、金属材と同じく構造的に耐震性を確保しやすい。
施工地域としては、積雪1mを超える地域では本体の割れやずれにより、屋根からの漏水の原因となるので注意する。
加工が容易で種類が豊富なので高い意匠性がある。
雨音も響きにくい。
・耐用年数30年〜
・メンテナンス10年周期
・塗装の寿命30年
メンテナンス内容
ずれや割ればないか目視による点検し、場合によっては部分補修
◇釉薬瓦(瓦)
屋根仕上げ材として耐久性が最も高い
色落ちがしにくく長持ちしやすい。
耐水性・防音性も高く、雨の多い日本に適している。
他の材質と比べて重量が重いため、壁量が増えてしまう。
・耐用年数50年〜80年
・メンテナンス10年周期
メンテナンス内容
ずれや割ればないか目視による点検し、場合によっては葺き直し。
釉薬瓦は基本的に色褪せしにくい。
◇アスファルトシングル
アスファルトを主成分とした、シート状の柔らかい仕上げ材。
比較的安く、曲げたりできるので施工性が高い。
他の素材とは違った屋根形状とすることができる。
耐久性は少し劣る。
・耐用年数50年〜
・メンテナンス1年周期
メンテナンス内容
基本的には1年ごとに目視による点検・清掃。
20年以上経過し、補修の程度によっては全面葺き替えする場合がある。
お気に入りの屋根は見つかりましたか?